広島グランドインテリジェントホテルの「アマティ」です。
皆さまご無沙汰しております。久方ぶりの更新となってしまいましたが、相変わらず「天使のパン」は、順調に販売させていただいております。(祝日以外の毎週金曜日です!)
さてさて先日、パンのフォルムについて考えることがありました。部屋の片付けをしていた時に、ふと子供たちが小さい頃に読んだアンパンマンの本が出てきました。しばし片付けを忘れてページをパラパラ・・・。その時にクリームパンダの姿を見て、以前から思っていた疑問が再度頭をよぎりました。なんかクリームパンダってクリームパンっぽくない!
どういう事かというと、私が小さい頃から食べているクリームパンは角を丸くした逆三角形のような形。でもアンパンマンのクリームパンダはグローブみたいな形をしていますよね。そこでネットで調べてみると、グローブ型というのは全国的にとてもポピュラーなもので、クリームとパンの間に空洞ができないように、あらかじめ切り込みを入れておくという理由で、あのような形になったという説が有力みたいです。でも少なくとも私が小さい頃に育った町では、グローブ型のものはなかったなぁと思うのです。
他にも呉で有名なのはラグビーボールの形をした「メロンパン」。これは当時メロンと呼んで食べていたマクワ瓜に形が似ていることからついたみたいです。確かに呉では一般的にいうメロンパンのことは「コッペパン」と呼んでいました。そしてその「コッペパン」とは他の地域では給食パンのことだというのは、ここ最近メディアでもよく話題にあがる話ですね。
色々なパンで地域によって形が色々あるんでしょうね。先に書いた諸々のパンたち以外にも、もっともっと沢山の、その地域による「この形こそ〇〇パン」というパンが存在するのだと思います。もしかすると都会に出た若者が出身県のアンテナショップなどで売っているパンの形を見て故郷を想う・・・なんてこともあるかもしれません。
広島グランドインテリジェントホテル
1F アマティ